資格情報（企業・工業）>事務の基礎機能「日商簿記」

社会に出て活かせる資格として人気を集めているのが、日商簿記の資格です。

簿記の知識は経理事務や財務会計部門に限らず、現在や将来の利益を計る財務諸表や企業会計を理解し、
経営管理・経営分析を行うための基礎技能としてどの企業にも高い評価を得ています。

日商簿記の資格はレベルに応じて３級２級１級とわかれています。

３級の日商簿記資格は、主に財務担当者に必須の基本知識が身につき、中小企業の経理事務に役立ちます。
２級は少しレベルが上がり財務諸表を読む力があるので、企業の経営状況を把握でき、
相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立ちます。

また2級以上の合格者は 大学等の推薦入学に有利だそうです。

1級になるとさらにレベルが上がり、大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算ならびに会計学を修得し、
財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができるようになります。

�@九の合格者には税理士の資格が与えられ、公認会計士などの国家試験の登竜門にもなっています。

日商簿記試験は、学歴・年齢・性別・国籍による受験制限はありませんので誰でもチャレンジすることができます。
また、同日に複数の階級を受験することも可能です。